東日本大震災~ここから始まる物語②~

こんばんは。

物語の続きを書いてみたいと思います。

余震が続き、ただでも不安に押しつぶされそうな気持

に追い打ちをかけるように、物資不足。

スーパーやコンビニの棚はガラガラ、ガソリンスタンド

は大渋滞、混乱の日々。

当たり前ですが、人生初の光景ばかり。

そこへダメ押しの原発事故。どこまで続くかわからない

この窮屈な生活から抜け出そう、と母子で鹿児島へ

全く見ず知らずの土地での日常生活が始まりました。

鹿児島は思っていたよりも都会で、温暖で、町中で気軽に

天然温泉に入れ、食べ物が美味しい。

今までの恐怖から解放されたのもあり、大きな喜びでした。

しかし、日を追うごとにひどくなる、原発事故。終息の見えない事態。

その結果として、家族で鹿児島へ移住を果たしました。

未知なるチャレンジ、まあ何とかなるだろう、という位の気持ち

でスタート。

鹿児島の人々は、基本的に温和で優しい人が多く、どれだけ癒さ

れたでしょうか。

そんな中、私の中の何かに確実にスイッチが入りました。

そのスイッチの数が少しずつ増えていきました。

この先、どういきていきたの?どうしたいの?何がしたい?常に

自分への問いかけ。来る日も来る日も。

色んな出来事をきっかけに、少しずつその答えへ歩きだしたのでした。

この続きは、また明日書いてみたいと思います。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご縁に感謝します。